Last Modified 1 Feb. 2001
Under Construction, yet...

ウヰーンメロフォン四重奏団名鑑

思いつくままに筆を走らせているので,長くて統一性がありません。
なお,文中の敬称は略させて頂きました。
メンバー

く〜り〜
高ワグ→大ワグ/アイン→OBオケ/ダスビ

浮気者,と言ってしまえばそれまでだが,ヴァイオリンからホルンへ,理系から文学部へ,と世間の予想を裏切るのを得意とする。将棋で例えるならば,角交換をした後,忘れた頃に王手飛車取りをかますことに全情熱を注いでいるようなものである。それゆえ,ではないが,3Cに常置されていた将棋盤上でパーレスが繰り広げられていることが一時期,社会問題化してしまった(社会=society)。

ホルンへの移籍に関しては,当初から様々な憶測が飛び交ったが,本人の公式なコメントは「その美しさに惹かれて」の一点張りである。その移籍工作は秘密裏に進められ,練習のない日に「闇練」を指導した(ふ)と師弟関係を結んだことで,もともと高校受験中に六大学応援歌集のCDを愛聴するなどしていた彼の愛塾心は爆発する。

『駒田論』をはじめとして,大学入学後に巡り合ったLaTeXを用いて文筆活動を繰り広げたが,『千葉論』『八王子論』における,極右的田舎バッシングが高い評価を得ている。千葉県民のいっしーは,埼玉についても同様のものを書くように要請,本人も非常に乗り気であったが,勤務地が川越になってしまったため,その話は無かったことになった。

ちなみに酒が弱いことに定評があり,実際グラス3,4杯のビールが限界の体で4年間金管会を乗り切ったことは評価されている。しかしながら,乗り切るために苦心して編み出した午後の紅茶(レモン)を泡立ててビールに見せるなどの技は,酒を飲まないであのテンションなのか,というのと同等の呆れられ方をしている。


かわしまん
普通部ブラバン→高ワグ→アイン

「その場しのぎの成り行き任せ」を座右の銘に据える運命論者。何か頑張るに際しても「成るようにしか成らない」などと,従来の「為せば成る」「成るように成る」という常套句に対して斬新な切り口を与え,一生懸命な姿を見ることはあまりない。その冷静,時には冷徹なまでの分析ぶりは,まさしくシンクタンクのために生まれてきたようなもの。

そんな彼も花火になると俄然張り切る,というか冷静さが飛ぶ。高校1年時の夏合宿,彼は手にしたロケット花火を飛ばそうとして点火したまではいいが,何を血迷ったかそれを手放すという行為を忘れ「飛ばない,飛ばない!」と叫びながら合宿所の前の駐車場を火花を浴びながら走り回っていた姿,それを見ながら「放せ川島!放せ」と叫ぶ(ふ),このような光景が懐かしく思い起こされる。ロケット花火が飛ばないことなど,少し考えれば分かりそうなものだが,花火が彼の思考を奪うのである。翌年の夏合宿でも,結果としてはホルンパー会をドン底まで突き落とした「室内花火大会」も,彼の本来の冷静な分析があれば思い留まれたであろうに。

花火同様,彼の冷静さを失わせるものにスキー,というイベントがある。雪の降る夕暮れのリフトの中で,一時停止したのを営業終了と一人で勘違いした彼は「お〜い,出してくれ〜」と暴れはじめた。また,雪の少ない別のシーズン,ドライブに出掛けることになったが,後部座席で「星が綺麗」という話をしていると,峠道を運転中の彼が「あ,本当だ」と会話に参加してきて車中をパニックに陥れた。ちなみに彼にナビをさせると,裏道を抜けていく地元ナンバーの後をつけていく傾向がある。そして「結果的には出たい道に出られるが,得てして抜け道を使った意味がない」とはそれを自覚している本人のコメントである。

ところで,彼の家に電話すると,大体妹が出る。高校時代に比べ,最近の応対が非常に大人じみてきており,みふぁらの妹と並んで,一度お目にかかりたい人物である。


しもじぃ
器楽部→高ワグ→大ワグ/アイン→アマデウス

ありすぎるので,もう少し頭で整理してから書きます。
としか書かれないことについて,彼は一抹の淋しさを感じているらしい。

なので,書き始めることにすると,彼はぐっちがわと並ぶ大ワグ同期3名手の一人で,不動の3番奏者。ぐっち曰く「音はもろザイフェルト系なのに,なんでダム好きなんだろう」と疑問を呈するが,それもどこ吹く風。ダムさんを追いかけて広島まで行ってしまった上に,地元中国新聞のインタビューまで受けてしまった。なお,彼は記者に質問されている間に彼を見失った同行者たちは「どうせ,かわいい女の子でも見つけたのでは(あいあい談)」という憶測に誰一人として異を唱えなかった。

く〜り〜を継ぐ「なんちゃって理系」であったが,大学出た後本当の理系に返り咲いてしまった。数年後には国家試験が控えていることもあって赤キップを切られてはいけない日々を送っている。課外活動ではゴルフ部や水上スキー部などに属し盛んに活動しているが,ここは是非,幻の「東京歯科パラダイスオーケストラ」を再興してもらいたいものである。

ところで,オケ中恐い人として筆頭にあがるかみであるが,しもじぃはその専売特許である「足蹴り」をアインにて受け継いでいるらしい。しかし,蹴る相手がみふぁらに限られているので,期待されているほどの効果は上がらず,せいぜい眠りに落ちた彼を覚ますことくらいにしか役立たなかったらしい。それでも,それを見たふきゃゎはワグネルをさぞ恐ろしいところと思ったに違いない。


みふぁら
高ワグ→アイン/カデンツァ

F読みして「しどみ」などと呼ばれる彼はホルンパートに見学に来たその日から既に,3Cで熟睡していた,という稀代の睡眠量を誇り,寝過ごした先の熱海の駅長室で一夜明かす,という貴重な体験もしている。そのような甲斐あって身長はにょきにょき伸びて「寝る子は育つ」を体現した。かみ以来ホルンパートにもたらされた低ローレル指数の,もるつだによる上昇は,彼の伸びた分によって克服された,と評価される。

そのみふぁらの伸長前,いかにもカツアゲの標的となりそうな外見をしていた頃,茅ヶ崎の路地に連れ込まれ,不良高校生3人に囲まれるというピンチに見舞われた。その中の首領格が詰め寄ってきた瞬間,彼は手にしていたホルトン製の黒いかたつむりケース(総重量約8kg)を全力で相手の顔に向かって迷わず振り上げ(いわゆるアッパー),クリティカルヒットした。不意の一撃を食らった不良は後ろによろめき,更に電柱に後頭部を強打して気絶したという。そして残り2人は恐れをなして逃げ出してしまったという。それを見たみふぁらは,気絶したので逃げるチャンス,と感じて即退散し,不良のその後については全く関知していない,とのことである。

また別の機会,彼は茅ヶ崎駅で楽器ケースを前後に振りながら上機嫌で歩いていた。ふとホームに降りる階段に差し掛かったところで,振っていたケースは彼の手からすっぽ抜けた。そのまま階段を滑るように落ちていくケースは位置エネルギーを運動エネルギーにどんどん変換してゆき,これでもかと言わんばかりに速度を上げていた。そのとき,前方には年の頃40ばかりの善良なサラリーマンが階段を降りきったところだった。最高速度に達したホルトン製の黒いかたつむりケース(総重量約8kg)は善良なサラリーマンの足元を後方から直撃し,クリティカルヒットした。不意の一撃を食らった善良なサラリーマンは余りの痛さに,その場にうずくまってしまったという。それを見たみふぁらは,取り込み中に申し訳ない,ということで静かにその場を立ち去った,とのことである。

こんなみふぁらであるが,日吉生活4年目の今年,背水の陣でスリリングな1年に臨んでいる。これは,大学1年次彼の成績をつけていたかみが関与してないではない。

とか言ってるうちに,「教授会で退学が承認された」という通知が届いたらしい。


(ふ)
器楽部→高ワグ→アイン→京都P管弦楽団

ものごとの好き嫌いが激しい(ふ)であるが,このページの配色は彼の好みによるものである。ちなみに彼の好みを列挙しておくと,ショートカット・たぬき顔・月光色である。それにまつわる苦い思い出もあるらしく,1995年のアインの夏合宿ではく〜り〜が触媒となって,ぶっ壊れた(ちなみに,ぶっ壊したのはみのぴーである)。このときの鮮烈なぶっ壊れっぷりを目に焼き付けたかわしまん(ふ)の卒業時,緑のスリッパを贈る,という粋な計らいをしている。そしてその緑のスリッパは現在,京都の独身寮にて使用されているらしい。なお,ぶっ壊れた翌朝のフルオケの出来が素晴らしく,ゲ*とともに胸につかえていた過去を吐き出した,と解釈される。

元々はTrp.吹きだったからか(さりげなく過去を隠蔽しているところに注目),高ワグ入団直後は上吹きとして君臨しているつもりだったが,翌年にある理由から低音の魅力に目覚めてしまい今となっては「別にどこでもいいっすよ」という便利な奏者となった。M・N両氏が勧誘に出てこなかったため(というわけではないのだが)大ワグに入団しなかったことをこれ幸いと上記のオケ以外にも積極的に参加。数少ないワグチュー経験者でもある。“関西在住のベイスターズファン”かつ“Macユーザー”かつ“いすゞ車乗り”という根っからの「B級主義者」。


ユージ
中・高吹奏楽部→OBバンド→Y(漢字表記)フィルハーモニー交響楽団→物色中

Yahoo!オークションで競り落としたメロフォンをオーバーホール(別名:修理)し,満を持してうめよんに加入してくれた新人。大阪在住。

とはいえ,そのオークションで競り合った相手が(現)当団メンバーだったので,実際のところは少々複雑な気分らしい。

なにかと珍しい物好きで楽器においても人の持っていない物を欲しがる傾向があり、メロフォンまでもベルカットに改造するという荒業を行ない、他との差別化を図ったつもりでいる。このような事に関しては大盤振る舞いをする割に、工作機械はもちろん、工具、パソコン等はすべて会社の備品を使用するという、大阪人独特のセコさもあわせ持ち、周囲のヒンシュクを買うことも少なくない。

大トトロ氏とはおそらく同世代であり、中学時代はメロフォンが使用されていたが、本人は当時Tbを吹いていたので使ったことはなく、うめよんがメロフォンデビューとなる。


ぐっち
成蹊ブラバン→大ワグ→京都P管弦楽団

成蹊時代,女子部員の人気を一手に集め,現在にいたるまで,その類い稀な音楽センス,楽器の実力によって人々を魅了して止まないが,世間ではこのぐっちを好青年,と誤解している人間が多すぎる。この際はっきりさせておかねばならないが,彼は変態,かつオタクである。

変態,というのは主に金管会の席で見られる風景であるが,酔うと脱いで恥ずかしい芸をおっぱじめてしまい,更に酒が入ると,辺り構わず男の唇や耳を奪い始める。しかも本人(たち)はかなり楽しそうである。また,彼に紙と鉛筆を与えて放置しておくと,気付くとその紙はキン肉マンのキャラクターで埋まっている。部屋には種々の観葉植物を置き,ピラニアの棲息する水槽に金魚を放ち,「翌朝にはいなくなっているんだよ」と嬉しげに話す。これをオタクと言わず,何と言うのだろうか。

しかし,ほるんふきの脱落が続出するなか,順調にAを重ねて進級し,かの吹奏楽系ロシアマニアおぎぽんにも「彼はよく勉強している」と賞賛され,音楽と勉強の両立を果たしているのは立派である。このような順風満帆な人生も,大学卒業とともに某企業にて(ふ)が彼を迎えるのが運の尽きらしい。…,それどころか,現在は同じ屋根の下に暮らし,同じオケで吹いているらしい。ちなみに本人はうめよんのメンバーになっていることは知らない。


大トトロ
各種吹奏楽団→埼玉県内某アマオケ→Y(ひらがな表記)フィル/N吹奏楽団

海外のオークションで競り落としたMyメロフォン持参でうめよん入団が決定した新人。でもメンバー内では年長者の部類に属する。

(ふ)と同じく,オークション党でありeBayのチェックに余念がないが,最近はマーチングメロフォンの出品が多く,ホルン型メロフォンコレクターとしては食指が動かないようである。

金管楽器歴のスタートがメロフォンといううめよん的には最強の経歴の持ち主。合唱団にも所属しており,“第九”の舞台にもコーラスとして参加しているが,本当は3楽章まではホルンを吹いていたいらしい。

大トトロの名前は大学時代に後輩によって名付けられたようだが,あえて[大]がつくところに貫禄と風格を感じる。兵庫県在住。



スタッフ

かみ
高ワグ→大ワグ→エテルナ/アマデウス/チャットなどなど

彼の注ぐお酒はお神酒。
彼の書き込むBBSは啓示板。
他にも王とか大王とかエンペラーとか,さまざまな敬称が存在する。
一方,単に音読みしただけの「○ょ○ゆ」(≠しょうゆ)という呼称もかつてあったが,やはり蔑称ということで葬り去られたに違いない。

と書いてしまうと,近寄りがたい存在のように思えてしまうが,しかし一方で高校の入学式で塾歌を聴いて「なんという素晴らしい校歌なのだ」と涙を流すという,非常に人間的な側面も持ち合わせていらっしゃる。とはいえ,恐い人には変わりなく,彼の横に座る2番奏者は,音程や出だしが合わなかったときに足を蹴られることが一つの通過儀礼となっている。ふくちゃんが入部1年以上経ったある日,非常に嬉しそうに「ついにNおさんに蹴られちゃった♪」と自慢していたのが印象的である。更にその演奏会で指揮を振り間違えた指揮者某に対して楽屋で「被害者の会を結成して損害賠償を請求してやる!」と息巻くなど,やはり恐いお方である。しかしながら,夏になれば女の子を連れて海に行きたがるなど,親しみの持てる方である。が,飲み会の席で「次期ホルントップN尾思い出のワンシーン,田園調布」という高ワグ第32回パンフの文句を引用すると,間違いなく潰されるので注意が必要である。けれども,大学入学前にマニュアル免許を取得したため必然的に大学時代を通じてトラック係として富士運送のトラックを運転し続けた,頼りになる方である。とはいえ,彼の毒舌は相当なものであり,ワグネルに留まらず研究室内においても「N尾語録」が存在する,という事実が報告されている。その研究室は彼なりに辛いらしく,博士課程同士が固まって演奏会のレセプションで不満をぶちまけ合う光景は異様である。

以上,二転三転する文章で真理を煙に巻いたままにしておくのは,決して彼が恐いからではな…


もるつだ
普通部ブラバン→高ワグ→大ワグ中退

中江有里似の目を持ち,コアラとの類似を指摘される彼は,普通部ブラバン責任者時代,入学式で若き血を倍速で振るという伝説を作るなど,部衰退の原因として永く追及される。

高ワグトップ時代には,細かい話は置いておいて,金属アレルギーによって演奏存続の危機に立たされたのは有名な話。時期的に,広島東洋カープの名ストッパーの急逝と重なり,3Cにはどこぞのスポーツ新聞の「津田が死んだ!」という大きな見出しが風に吹かれて踊っていた。療養のための休部に際し,(ふ)のおごりでお別れ会が挙行されたが,そのお返しとしてもるつだのおごりで半年後に田町のコージーコーナーで催された定演壮行会では,彼の休部中に新一年生の入団によりパート人数が増え,彼は(ふ)よりも損している,ということを盛んに主張していた。そんな細かいことにこだわるのも彼らしい。

高校卒業後はチェリストとして新たな道を歩み始めたが,ほどなく麻雀とテニスの誘惑に負けて,一人暮らしということもあり,髪を脱色するなどの非行が目立ってきた。その事態を憂えたうめよんメンバーたちは,1996年(襲撃)と1997年(拉致)の9月の二度にわたって彼の生活改善を目的としたガサ入れを行ない,ファミコン・入浴・麻雀・ビデオ鑑賞・調理実習を楽しんだ。しかし,この二度の経験により彼の猜疑心は頂点へと高まり,1998年7月,三度目の襲撃では,とうとう玄関を突破することを許さなかった。この敗戦を悔いたうめよんでは,しばらく某飲料系会社製品の不買運動を展開したが,その効果のほどは不明である。

なお,余談ではあるが,彼は大学1年でほとんどやめてしまったチェロを,履歴書に特技として書いてしまったため,入社式で弾かされる羽目になった,というエピソードがある。そういう情報を(ふ)は決して逃さない。また,彼は最近まで経理部に所属していたが,購買2部の新人にまで知られるほど腰が低いらしい。そういう情報をく〜り〜は決して逃さない。そして,現在はワイン営業担当として夜の繁華街を徘徊しているらしい。なんとなくメンバー中で1番の大人というか普通の人のような気がする。


みそのひめ
器楽部→高ワグ→大ワグ→OBオケ

(ふ)によって,高ワグの卒業生のページで「かすみ草」に喩えられたみそのひめであるが,自身も認めているように7年間もかみを支える「内助の功」に徹していた。このように彼を7年間支え続けてきた,と考えると,影の権力者はこの人だったのかもしれない,という説も浮上する。

かつてかみは18歳を迎えたみそのひめに対して「女の華は18だから。ははは」と,その美貌に釘を刺したが,あれからX年,彼の予想を裏切って未だに「かすみ草」は花を茂らせ,多くのほるんふきの心の支えとなっている。

ところで,彼女はうめよん執行部が独断で作成したハンドルネームを使用してくれない。気付いていないのか,気に入っていないのか。



サポーターズクラブ

みちゃりん
器楽部→高ワグ→大ワグ

く〜り〜に連れられて入った吉野家(牛丼の)で「並,汁だくで」と注文する姿からは,かつて女子高時代に小泉信三賞(92-97参照)を授賞したという華麗な経歴の持ち主であることを想像し得ない。そのために,「みっちゃん」であるはずのあだ名が「よっちゃん」と変えられた時期もあった。

また,高ワグの卒業生のページに載っている,モーモーつなぎを着ている写真はばっしぃという太古の記憶を呼び覚ますが,本人は三毛猫であると主張して止まない。ばっしぃを知らない世代が増えた昨今,誰に似ているかはともかく,公明正大なかわしまんですら「うし」という判断を下している以上,世論は動かせない。

内陸の埼玉県民なのにダイバーという顔を持つが,その費用の捻出のため,池袋駅構内にあるファーストフード店でのバイトに忙殺され,付近を通るワグネリアンの集客に一役買っている。当のダイバーサークルではお母さんの役回りらしい。


いっしー
高ワグ→大ワグ

うめよん唯一の,勉強するために三田に行く人。それゆえ大ワグの部室にはほとんど顔を出さない。独り言の多さには定評があり,オケ中注意して観察していると,彼女が鼻歌を歌っているのを聞けることがある。特に出間違えたり,外した後の取り乱し方は,その焦りがひしひしと伝わってきて微笑ましい。なお彼女は,他人の依頼を受け,報酬を得て,官公署に提出する書類,権利義務に関する書類,事実証明に関する書類を作成する資格を有する。

遠く,千葉県は山の流れる地方に住んでいるわりには都心の情報,特に食べ放題情報に詳しい。が,マゾヒスティックな食事には興味がないらしく,三田通学でありながら二郎を食したことはなく,今後も食したいとは思っていないらしい。価値観の変化が望まれる点である。

もしみやが大ワグに入っていたら,総勢5人の女子高のドンとして君臨することになっていたが,それでも女子高軍団4人を率いており,クーデターはいとも簡単に起こせそうだが本人は至って無欲である。


ほんぢ
器楽部→高ワグ→大ワグ

うめよんでは珍しい塾のサラブレッド。また,大ワグではぐっちしもじぃに次いで偉いらしい。絶対音感を持つので,車の助手席に座らせ,カーステレオを聴きながら,「今の何の音?」と訊くと教えてくれるので便利である。

レジャー地大磯に居を構えるが,「住むところじゃないですよ」と至って冷静である。確かに国道1号を下っていくと,平塚を越えてから急に閑散としてくるが,身の丈を優に超える塀と門,その奥にそびえる豪邸は圧巻である。エレベーターの設置されているしもじぃ邸と同じくらい,訪れる者にカルチャーショックを与える。そんな豪邸で,三姉妹の次女である彼女は,妹とDDRに興ずるらしい。なお,大磯と聞いて多くの者が「家の裏はロングビーチ」と抱く優雅なイメージは,西湘バイパスという現実が打ち砕いている。


てぃろう
普通部ブラバン→高ワグ→(2年間沈黙)→大ワグ

高校時代,一盃口どころか三連刻を達成するのでは,と期待されていたが,4年目以降は順調に進級し(てしまっ)た。そして大学ではみふぁらが同じ学年関係のまま待っていてくれた。

酒に弱く,また芸が苦手,ということで大ワグの入部に迷っていたが1年近い周囲の熱心な説得の甲斐あって入部を決断。どうなることかと思われたが,夏合宿では自分から進んで飲み,嬉々として熱心に芸を開発するあたり,人間の環境適応能力の高さを垣間見るようである。

なお,他のうめよん奏者にも多く共通することだが,彼もマニアっ気が強い。特に大ワグのOBに関する知識のずば抜けた高さは凄まじいものがあり,彼の前で10近い年上の話をしても,しっかりついてくる。それには,現役部員ですらほとんど訪れない金管演などに,高校時代から足繁く通っていた,という努力の跡が見られる。だとすると,このページの執筆は彼の方が適任のような気がしてきた。


ゆりか
女学館オケ→アイン→(旗揚げ中)

埼玉は志木から6年間,東京を素通りしてSFCに通い続けたが,同じ駅の利用者であるみちゃりんが「とてもじゃないが,こんなところ通えない」というコメントを残していることを考えると,いかに偉大な事績であったかが分かる。ちなみにこの二人,出身小学校が同じで,初対面ながら大変盛り上がっていた。なお,女学館時代はあわたプロ・ちほ師範の両名を率いており,そのボスに相応しい大きな目を備えている。

みそのひめ同様,年齢不詳であり,駆使する言語が「〜があるでよー」などと独特であったりする。また,一面マニアックなところがあり,履いていた靴下の模様が,ほるんではなく,わぐなーちゅーばだったことがあり,自慢していた。ちなみにく〜り〜の所有するほるん柄のネクタイが一部,経年変化によってわぐなーちゅーば柄に見えてしまっているが,これはまた別種の問題である。カラオケでは,イロモノ系の歌を披露してくれる。

「ゆりか」は一般的には,アクセントは第二音節で読まれるが,これには渋谷系あきのりんぐの情報操作が関わっているらしい。なお,本人の留守電では第一音節で発音されていた。なお,「ゆりか」の普及率は群を抜いており,既に知り合って一月は経っているであろうかわしまんに「で,ゆりかさん,苗字なんていうの?」と訊いたところ,彼は無言で首をかしげ続けるだけであった。


がわ
逗子開成ブラバン→大ワグ

その動作や言動,溜息などから「おやじ」と呼ばれているが,学年的にはまだまだである。みふぁらほどの留年歴ではないにしろ,一昨年,チャイ5(難曲)に熱中するあまりチャイ語(必修)を落とした,というエピソードは痛快である。真実は若干異なるが,いずれにせよ,楽器のためには学費をも顧みない,楽隊の手本である。

最近携帯を買い替えたらしいが,それで思い出されるのが入学時に彼が所持していたPHSである。当時は携帯電話はおろか,PHSすら滅多にお目にかかれない時代であった。…ということを差し引いたとしても,やけに大きく,ボタンが4つあり,それぞれ人物や家の絵が書いてあり,それに相当する電話番号を入れろ,とのこと,逆に言うと電話帳に4件しか登録できない,という代物であった。

彼の定演マネ時代のエピソードであるが,レセプション会場の説明をしている時に,「会場はシャレードです」と言った後,何かを思い出したかのように赤面した。後で尋ねると,本来のレセプション会場は「ジャムシード」という店で,「シャレード」というのは彼の地元にある料金体系が2種類ある宿泊施設の名称のことだったそうな。それをオケ全体の前で言ったのだから,赤面する訳だ。

順調に就職活動を終了させた彼は,最終的にボーン系やじうま氏の後輩になるか,同期のペット系みわけーの後輩になるか,の選択になり,彼は後者を選択した。


ぞ。
県立大宮ブラバン→大ワグ→アマデウス

ぞ。は,りえぞーのぞ。南国生まれの南国育ち。キャラクターも南国。ふくちゃんと並べると,それが際立つ。過去,考古学者に憧れていたこと,入学当時,新聞配達のアルバイトをしていた,などというのはあまり知られていない。宮崎県酒豪番付(小結)に入った祖父を持つだけに,酒に関するエピソードには事欠かない。更に飲むだけでは飽き足らず,カクテル作りの技能をも体得した。それゆえ,彼女の部屋に行くと,カクテルでもてなしてくれるらしい。

その部屋もしかし,主の仙台転勤により空家化するのだとか。仙台にはおいしいラーメンがないと嘆く彼女と,東北大での学会帰りにマズいラーメンを食わされたかみは珍しいくらい意気投合していた。

ちなみにかみとは,大学2年で夏合宿の劇「白雪姫」において魔女役を演じた際に,「これ,N尾」と言いながら彼を踏んづける,という大変貴重な機会に恵まれている。しかも稽古中,演技指導を交えながらかみは嬉しそうに踏まれ続けたというから,人間の深層心理というのは分からないものである…。


さとお
高ワグ→  →大ワグ

高ワグを1年で退団し,大ワグで返り咲いたほるん吹き。ラーメン好きであり,練習後の深夜に店に繰り出すことが,家での門限拡張抗争につながっているようである。現在,大ワグでは,彼女のドイツオケのような(=打点から遅れてやってくる)反応が好感を呼んでいる。



桐朋女子オケ→大ワグ→アマデウス

劇ではちゅーばけーすから飛び出てくるほどコンパクトなサイズながら,同期の間ではお姉様のような存在である。早い時期に運転免許を取得し,頻繁に車通学をしていたが,大ワグの運転法に毒され,同乗した上級生から「金管の女,って感じの運転だね」と評されるほどのテクニックを有する。

なお,ぞ。と二人にしておくといろいろアホなことを始める。代表例として,彼女の主催する「デコーズ」はホルスト・シュタインを名誉会員に仰ぐ,おでこの広い人の集まり,というものを創設したことである。


なーさん
県立湘南ブラバン→大ワグ→アマデウス→京都P管弦楽団

演奏旅行中,ヨーロッパ文化の前に,ついつい萎縮してしまう日本人を尻目に,ハンガリーのホテルでボーイを捕まえて「お冷」とか,ドイツのレストランで「おあいそ」と平然と言うその毅然とした態度には,話せる/話せないという問題以前の,民族の誇り,というものの認識を新たにさせてくれた。

名門湘南高校時代は恐い先輩として名を馳せており,憧れの対象であったようだ。しかし,大ワグに入ってしまうと,金管の新歓合宿でぐでんぐでんにされてしまった彼は,かみに泣きながら「京大に入りたかったっす」と抱きつき,そのまま嘔吐発射。それゆえ,大ワグでは恐いイメージはない。むしろ湘南高校の後輩たちは彼がなんで,あんなんなっちゃったのか不思議がっている。


つかさ
大ワグ

大ワグが誇る小室系。しかもゼミの先生が小室先生,というのが芸が細かい。

昨年の慶早戦で会社で来ているところを偶然目撃され,表参道の焼き鳥屋にて強引にうめよんに巻き込まれた。


けんぼー
塾高ブラス→大ワグ

ペーター・ダムをこよなく愛す。

経済学部なのに卒論のテーマは「ツェムリンスキー」。


ふくちゃん
県立福島オケ→大ワグ→K北区民オケ

ザイフェルトをこよなく愛す。

従ってけんぼーとほるんの上では話が合わない。大学1年のパーレス時に二人の音色が合わないことを指摘したなーさんに対してく〜り〜は「ああ,実生活もそうですから」とフォローを入れたが,実は結構深刻で後年二人から「あれはフォローじゃなかった」と指摘された。


ちほ
女学館オケ→大ワグ→支援会→少林寺拳法

世間は狭い,ということを知らしめてくれた人

ゆりかの高校の後輩であり,
みそのひめの大学のクラ友であり,
大ワグに入ろうとしたこともあり,
く〜り〜けんぼーの支援会にも在籍したことがある。


あわたぷろ
女学館オケ→ジュニア→ぷろ

お兄さんはこんとら吹き。モーツァルトに似ている風貌を持つ(と,(ふ)は主張している)。アインでラインを取り上げたときにエキストラで乗ったことから,いつの間にかうめよんに名を連ねているが,本人は知らないに違いない。というか,このうめよん内でも彼女と面識があるのは(ふ)ゆりかぐらいではなかろうか。


みのぴー
高ワグ→アイン(トラ)→日独フィル

とりあえず,(ふ)に赤ワインを注ぎ続けて彼をぶっ壊したA級戦犯。一見してミュージシャンorSEとわかる後ろ髪が断髪されてしまったことが心残りである。


まーくん
アイン

みふぁらてぃろうも,彼の前ではスケールが小さい。そんなことを感じさせる巨匠。在学中に幾度も経験した退学の危機を,その都度のカリキュラム改定でしのぐ幸運にも恵まれた。


やすくん
日大習志野(?)高校ブラバン→アイン

うめよんではかなりレアな総合政策。だからというわけではないだろうが,アメリカのオケ(ほるん吹き)を熱く熱く語り,(ふ)ともかわしまんともしもじぃとも意見が合わなかった自称異端児。


ふきゃゎ
海城ブラバン→アイン

アインにおいて,かわしまんみふぁらの薫陶をもろに受けた彼は,かなり適当にケ・セラ・セラしている。「みふぁらさん(1つ上)は僕の友達」は彼のスタンスを的確に言い表した名言である。かわしまんもこのことについて責任の一端を感じないではないが,「そんなこと言ったって…」とあまり気にとめていない様子である。

アインを辞めてしまったが,卒業生を送る文章の作文能力を見ると,オチを波状攻撃で用いてくる辺り,うめよんで是非とも生かして欲しい才能を有する。


ちゃかぴん
高ワグ→アイン/カデンツァ

ちゃかぴんというのは何とも不可思議な名称だが,父親からそう呼ばれているらしい。ともかく,彼女は高ワグの野郎パートに終止符を打った救世主。が,しかし,うめよんが野郎パートを母体としていたから,という訳ではないが(いや,もるつだ襲撃に関しては,野郎パートでなければ出来なかった),長らくイベントに登場しなかった。先日の第1回うめよん総会で初登場となったが,意外なことにとよく似ている,ということが判明した。


もってぃ
普通部ブラバン→高ワグ→大ワグ

以下3人は,揃って高ワグから上がってきた期待の新人たちである。

横浜のプリンスとして某雑誌でも紹介されたことのある割には,話すと素朴な趣きがある。しもじぃは熱心に彼が坂本一生に似ていると主張してやまず,うめよんに登場する際に「いっせー」と名乗るように強要していた。しかし,ご覧のようにそれが無視されたのは坂本一生のことが嫌いなのか,イッセー尾形と混同されるのが嫌なのか,今後の研究が待たれるところである。

関係ないが,大学入学一週間後のアインの新歓演奏会に(自ら新入生なのに)乗ろうとするなど,かなりアクティヴではあるが,体調を崩して断念するなど,是非体を鍛えてもらいたいものである。


みや
器楽部→高ワグ→カデンツァ

高ワグ定演終了後の楽屋口でのアイン,大ワグそれぞれの勧誘陣を振り切ってカデンツァに入部。それには,大ワグ勧誘陣から要請されているにもかかわらず,「甘いものは好きか?」という甘食談義しか交わさなかったく〜り〜の無責任ぶりは関係ないはず。ちなみに甘食は好きなようだが,4月以降にうめよんにて甘食企画がないのが残念なところである。

なお,うめよん登場時に「まりりんと名乗ってくれると思ったのに…」とつるを残念がらせていた。


こじこじ
高ワグ→大ワグ

例えるならば,みふぁらのようなほのぼの系キャラクターかもしれない。高ワグのアンケートでも友達にしたい人ナンバー1を獲得している事実などはそれを裏付けるだろう。が,高3の夏,派手に脱色し,何事が起こったのかとみちゃりんを大いに心配させたのは有名な話である。



特別会員

メロさん

沖縄に住む,ということ以外,全てが謎に包まれるメロフォン吹き。その全貌が明らかになる日はやってくるのか?乞う,ご期待。


業務連絡午前弐時さん

濃い芸風漂う中に,非常に知的でハイセンスなユーモアが織り込まれ,是非とも掲示板にカムバックしていただきたい方である。


つる
高ワグ→大ワグ

看護婦さん


ナシ
創価ブラバン→大ワグ→新響

(誉め言葉として)変態


ハンス
普通部ブラバン→高ワグ→大ワグ

(誉め言葉として)マニア


べっぷ
普通部ブラバン→塾高ブラス→大ワグ→D大オケ(トラ)等

(良く言えば)恰幅がよい,うめよん京都組3号。勤務先において早くもそのキャラが有名になっているらしい。


イマ
水戸第一ブラバン→大ワグ→ジュネス

オークション・ウォッチャー


gen1ro 普通部ブラバン→高ワグ→大ワグ

我々の誤った知名度(シャッフル系)を高めてくれる記者。



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